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難聴児が苦手な数詞の教え方のコツ ことば絵じてんを使えば簡単

遊びを通してものの数え方を教える

上級編 ことば絵じてんの活用

ことばを扱ったことば絵じてん(上級編)の取りくみについて説明します。
いままでは目に見えるものを分類していましたが、上級編では目に見えない言葉そのものをカテゴリーに分けていきます。
難聴児は、初級・中級を通して、ものはカテゴリーに分けられるということを覚えたと思うので、それを言葉にも応用します。

数詞の教え方 ことば絵じてんを作成

ものを数える単位、難聴児は苦手ですよね。
そもそも数詞を会話で使用しない子も多いですよね。
その場合は、小学1年生の算数で「ものの数え方」の授業を受けて、分かっていないことが発覚すると思います。
数詞を会話で使用する子は、適当にめちゃくちゃな単位で数えていることが日常で分かりやすいです。
親は、「数え方ちがうよ。」と何度も訂正しますが、また同じように間違いを繰り返します。
みどりくんは年中の時から数詞を使って会話するようになりました。

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みどりくん

本、2匹かりてきた

いままでは、「本、2、かりた」という話し方だったので、数詞のおかしさに気付かなかったのです。
「数詞というものがあるんだ」と気づいたのは進歩なのですが、動物を1人と数えてしまったり、虫を3個と数えてしまったり、めちゃくちゃでした。
「虫は3匹だよ」と訂正しても訂正しても、全然直らない。

そして、作ったのが数詞のことば絵じてんです。

それぞれの単位を一覧で並べると、「枚は平たいもの」「本は細長いもの」ということが一目でわかります。

「頭と数えるものは大きな動物」「匹と数えるものは小さな生き物」と区別が視覚的に理解できます。
理解に必要だったのは、見てわかる法則でした。
どうして「これは、枚と数えて、こっちは本なのか」という考える材料を渡すことが大切だったんです。
そういった法則が分からない難聴児に、いくら会話で「これは本って数えるよ」と繰り返してもなかなか身に付きません。

この法則を教えるのがことば絵じてんでした。
みどりくんは、「数詞の一覧」絵じてんを見ていく中で、数え方の法則(枚=平たいものなど)を覚えていき、徐々に数詞を正しく使えるようになっていきました。
数え方の絵本も購入したのですが、それぞれの物の数え方がランダムに載っているだけで、法則の理解に結びつきませんでした。
「枚と数えるものの一覧」「本と数えるものの一覧」がなかったので、自分で作りました。
短期間で成果がでたので 、とても効果的でした。
一覧を視覚的にまとめることは、言葉の理解にとても重要だと確信しました。
この経験をもとに、私は、文法を教える際にもことば絵じてんを応用していったのです。

上級編 ことば絵じてんの活用方法

数詞を例にとって、私が行った絵じてんの活用方法をシェアします。
一覧表で数詞の法則を覚えたあとは、読み方です。
「1ぽん、2ほん、3ぼん」と読み方が変化していく数詞。
聞こえにくい難聴児には難しいですよね。
でも、本当はね、これ難しくないんです。

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かえ

数詞って難しくないよ!
数詞って、実はただの丸暗記だった!
覚えたら終わりなの!
本当にただ、覚えてるかどうかだけの違い!

難聴児は、ただ聞いている回数が少ないから、暗記できていないだけ。
数詞ができるかできないかの違いは、本当にそれだけ。
だったら、暗記すればいい!
幼稚園児にも無理なくできる方法は?と考えた時に、遊びながら繰り返す方法を思いつきました。

「杯と数えるもの」読み方が「1ぱい、2はい、3ばい」と変わっていきます。
私は、ジュース屋さんごっこで読み方を教えました。

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かえ

オレンジジュースを8杯ください!

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みどりくん

はーい。
1ぱい、2はい、3ばい、4はい、5はい、6ぱい、7はい、8ぱい
どうぞ~!!

こうやって、何度も何度も絵じてんの数え方の字を読んで、遊びを通して数え方を覚えることができました。
数詞の取り組みに座学は必要なく、楽しく遊びながら覚えられます!

数詞の覚え方 Q&A

そもそも、なぜ難聴児は数詞が苦手なの?

難聴児は聞き漏らしが多いから、数詞に触れる機会が聴者よりも少ない。
数詞が分からないのは、単純に聞いた回数の違いだけ。

2歳のあおくんが、自然と数詞を会話に出しています。まちがったりもするけど、あってる時もある。
こうやって聞こえる子たちは、2歳という小さな時期から、すでに会話をしながら覚えていくんだなぁと感じます。

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あおくん

むしさん、2こ いた

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かえ

本当だー、虫さん2匹いるね

このやりとりの積み重ねで、覚えていくんだと思います。
こういったやりとりを聞き漏らしている難聴児のことを思うと、当然難しく感じるだろうと思うのです。

小学生になったら自然に覚えられるのでは?

聞き漏らしが多い難聴児に、自然に耳から覚えさせるのは、なかなか難しいです。小学生になっても数詞を覚えていない子が多いのも、この事実を表しているのではないでしょうか。
(苦手な数詞を使って会話をしないから、ますます覚えられないという悪循環)

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かえ

私も難聴児の親。
自然に覚えてくれることを期待する気持ち、本当にわかります。
でもやっぱり・・親が求める「いつか自然にできるように」は、聞こえにくい難聴児にとっては、難しいのが現実です。
「だったら、どうするか?」に目を向けて「自然に」を「意図的」に変えて、難聴児に分かるように取り組んでいきましょう。

自然に聞き取れないなら、意図的に何度も読んで覚える!
それがジュース屋さんごっこでした。
「本の数え方」は文房具屋さんごっこで鉛筆を一緒に数えて、「枚の数え方」も一緒にハンカチを数えたり、どれも遊びながら覚えました。

ちょっとの工夫で、数詞は暗記できるよ。
こどもと一緒に遊ぶ機会があれば、お店屋さんごっこやってみてね!
繰り返していく中で、少しづつ効果が出てくるはずです!

ことば絵じてん裏技はこちら↓

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